1月7日(水) 府民だよりロケ〜北へ〜
いざ出発だ!
朝8時すぎに西京極総合運動公園前でカメラマンのクルマに乗せてもらい出発!
国道9号から京都縦貫道に乗り、老(おい)の坂トンネルを抜けると…そこは霧で真っ白の世界。ということはすごく天気がいいってコト。
冬の丹後は晴れることなくグレーのイメージが強いだけに、ちょっと今日の取材は期待がふくらみます。
霧が晴れてきた!
京都縦貫道を走るものの、行けども行けども霧が晴れない…。
真っ白な世界をひた走ること30分。丹波町まで来て縦貫道路を下りる最後のトンネルを抜けたところで、霧も晴れてきて青空が!!
いつもはグレーの丹後も、今日はずっとよい天気でした。やっぱり日ごろの行いが良かったのかな(^^)
天橋立温泉 智恵の湯
まず最初の目的地、天橋立。ここは北近畿丹後鉄道(KTR)天橋立駅の隣にできた温泉施設で、建物の入り口手前には服を着たまま足だけ入る「足湯」があります。
今日は本当はこの智恵の湯は休みの日だったんだけど、むりやり写真撮影のためにのれん掛けてもらったり案内してもらっちゃいました。大番頭さん、ありがとうございました。
★天橋立温泉「智恵の湯」のページ
http://www.tango.or.jp/amanohashidate/chienoyu.html
女湯へ入るあやしい影…
智恵の湯の館内に入らせてもらい、いろいろ見て歩きました。定休日で誰もいないとわかっていても「女湯」と表示のある向こうへ行くのはやっぱり緊張しますね。
後ろ姿は、一緒に取材に行った業者のお兄ちゃんです(ぼくとは同い年ですが)。
ちゑの輪湯
これは温泉智恵の湯のシンボル的な湯船。
「三人寄れば文殊の智恵」のことわざで知られる文殊菩薩を本尊とする智恩寺が天橋立のたもとにあることにちなみ、名付けられています。また、この近所では「智恵餅」がおみやげや休憩の一服に親しましまれています。
男湯と女湯は日替わりで交代するそうです。
雰囲気あるねぇ
なんだか京都の町家を思い起こさせるようなたたずまいも、じつはこれ、トイレの前の廊下なのです。
そろそろ次の目的地に向かおうとしたところで、大番頭さんに「トイレも見られてはいかがですか」と言われ、引き返したところでこんな光景に出会いました。
さすが呼び止めてみてもらおうと言うだけあって、自慢の造りなんでしょうね。してやられました。
伊根町 舟屋の里
天橋立から30分ほど走ったでしょうか。伊根町です。以前、NHK朝の連ドラの舞台にもなった舟屋の里。平地がないので海沿いに家を建て、漁師町らしく、家からそのまま舟が出入りできるようにという智恵がもたらした景観です。
ただ、この写真を撮った平田地区の岸壁の駐車場は有料で、ひょこひょことどこからともなくおばちゃんがお金を取りに来るので要注意です。
「いい絵が撮れる!」
舟屋の里での撮影中にカメラマンが急にカメラを持って駆けだしたのは、その先にカモメの群がる遊覧船の後ろ姿が見えたから。
ぼくもおもわずカメラを構えてみたものの、あまり近くまで行けませんでした。
でも、あとで見るとそれなりに絵になってるじゃない(^^)。満足、満足。
伊根町ならでは
この船は、「伊根町消防団」と書いてあります。つまり、消防団所有の消防用の船で、先端の放水銃で火を消すのでしょう…。
なんとこの船は、京都府内で唯一消防団が所有する船だそうです。
これも、伊根町の舟屋の特徴にちなんでいるのでしょう。道は狭く消防車ではスムーズに入れない伊根町舟屋の道路事情を解決するべく、それなら海側から行けばいいじゃないか…といったところでしょうか。
おいしそうな干物
他にいいアングルがないかをさがして舟屋をずっと一番奥まで来ました。
そしたら、めちゃめちゃおいしそうな干物を見つけました。干物というか、干物になる前のものですね。
舟屋をバックにその干物前をパチリ!漁師町 伊根町は、いまはブリが食べごろ。冬の丹後は奥が深いね。
琴引浜 鳴き砂文化館
途中、弥栄町内で昼食をとり、午後からの部に突入しました。
網野町の琴引浜は、歩けばキュッキュッと鳴る鳴き砂で有名な砂浜で、その沿岸は1.8キロにもおよぶという日本一の長さを誇るといいます。
この鳴き砂文化館は、冬でも浜まで行かずとも、一年中鳴き砂を体験できる施設として一昨年前にオープンしました。
貝探しに夢中
ここでの撮影はぼくの実家の家族に協力してもらいエキストラに参加してもらいました。
この施設の中に、虫眼鏡や顕微鏡で砂の中から微小貝を探すコーナーがあり、子どもたちは撮影のことも忘れ貝探しに夢中に…。
ぼくたちは子どもたちを残し次の取材先へ。その後、子どもたちはなかなか帰ろうとせず、近所の酪ママアイスで釣ってようやく帰路についたということです。
ちっちゃなエキストラさん、お義姉さん、ありがとうございました。
リフレかやの里
今日の最後の取材ポイント、加悦町のリフレかやの里。ここでは、ハーブ石けん作りの模様を取材。予約が入っていないので、館のスタッフの若い女性2人がエキストラとして協力してくれました。
ここはハーブ園やハーブ湯に入れる入浴施設があり、個人的にもなかなかオススメです。
★「リフレかやの里」のホームページ
http://www.kyt-net.ne.jp/refre-tango/
最後の仕上げ
石けん作りも最後の行程で、型に入れる作業。
営業中ということもあり、接客や電話で手を取られながら、約1時間で石けん作りも終了。
明るい女性スタッフでいい写真が出来そうです。こちらの仕上がりも楽しみですね。
ご協力ありがとうございました。
以上で、今日の撮影日程はすべて終了です。あとは大江町役場に写真を借りに寄り、帰路へつきました。お疲れ様でした。
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