:::「無党派」:::

2003.4.24

 この春は、地方統一選挙が行われている。全国一斉にたくさんのところで選挙が行われている。いろんなところで知事選も行われた。そんな中、東京都、神奈川県などいくつかの知事選で無党派の候補が当選している。
 そこで、その「無党派」について考えてみた。神奈川県の知事に当選した松沢氏は民主党の党幹部だった身分を脱いで知事選に出馬。無党派とはいえバックには民主党がついている。あるマスコミはそれを「党派かくし」などと呼ばれていた。ぼくも確かにそうだなぁと思った。
 しかし、うちのボスは冷静だった。わが社の社長は多党あいのりで当選し今の地位にある。だから、なってからというもの、コメントにはかなり気を遣わなければならない。というのも、どこかのみの利益になることは言えないからだという。ナルホドそういう意味では無党派で当選してしまえば党に支えてもらっているわけではないということから、かなり好きなことが言えるはず。
 しかしながら、本来的には、「選ばれた」ということには変わりないのだから、自分の信念でものを言ってもいいのではないかと思う。少しやんちゃなことを言うくらいの社長の方が下の者にはわかりやすく気持ちも伝わってくる。そういうところからも「挑戦」し、「前進」して欲しいと思う。
 まぁ、本当の無党派だと、そもそも誰にも選ばれないかも知れないけどね。
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