:::この一年 by 平成15年:::

2003.12.31

 今年平成15年もいよいよ今日が最後だ。この一年もいろんなことがあった。
 別れ、出会い、仕事の成功、失敗、褒められたこと、叱られたこと…。大学のときクラブの顧問の教授が、「人間は生きている間はずっと『恥』をかき続けて生きていくもの。ただ、その『恥』は恥ずべきものではない。誇るべき恥にすればよい」と話してくれた。その言葉が今年一年を振り返るとしみじみ心に染みてくる。
 たくさん人に迷惑を掛けながらこの一年やってきた。彼女とのことが一番気がかりだ。こっちの親に反対され硬直状態になり、どうしようもなくしてしまった。もっとうまくやればこんな風にはならなかったはず。兄にも「そんな話の進め方ではうまくいくものもうまくいかなくなる」と。つくづくへたくそだと実感する。しかし、いまの状態がこうである以上は、ここからなんとかしなくてはいけない。来年はいろんな人の話を聞きながら、親に納得してもらえるように努力しよう。こちらが悪いとか悪くないとか、そういうことではなく、誤解を解いてお互い理解し合えるようになるのが理想。
 ぼく自身も、いろんなことにけじめをつけていかなければならないと思う。
 来年もたくさん恥をかくだろう。しかし、その恥から道を切り開いていければと思う。


トップにもどる     「39えもんの気持ち」にもどる
inserted by FC2 system