:::「一方的一期一会」:::

2003.12.24

 12月19日の読売新聞の編集手帳(コラム)にジョー・ディマジオの話が紹介されていた。満身創痍ながらも試合に出続ける姿を「球場に来てくれるファンのなかにはディマジオを見るのが最初で最後の人もいる。そういう人たちのためにプレーしている」と話していたそうだ。
 ぼくも職場の研修で、どこかの学者の先生の話でそういうことを聞いたことがある。中身は上用饅頭だったけど、食べる人は饅頭を2つも3つも食べるわけではない。その1つ1つが食べる人にとっては饅頭そのものの印象を作ることになる。だから、1つの饅頭作りにも手を抜かない。公務員も、これからはそういう職人気質を持って仕事をしなければならない。
 こちら側が意識しなくても、相手方にとってはそれでこちらの印象を形成する要素はたくさんある。いつどこでだれが見ているか、それを常に意識しながら仕事をする習慣を付けたいものですね。


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