39えもんの気持ち


 ここでは、39えもんがふと思ったこと、ふかーく考えたこと、いろいろな気持ちを書き綴りました。

 画面下には、これまで書き綴ったエッセイが。よかったら読んでください。



 
::: 佐賀県で起こった交通事故連れ去り遺棄事件に思う ::: 2006.5.26

よくもまぁ毎日事件が起こるものだと最近切に感じる。
でも、中にはいたたまれない事件もある。

先日佐賀県で起こった小学5年児童をひき逃げし車で別の場所へ運んで遺棄。数日後に指名手配の犯人が逮捕された。
事件後まもなくの検問で容疑者を取り逃がしてしまったりと、いろんな問題提起もされることになったこの事件で、いろいろ考えさせられる内容だった。

もし自分がこの容疑者と同じ事故を起こしてしまったら、本当にきちんと救急車を呼んで早急に対処することができたのだろうか…。

やはりこれまでに経験したことがないことであればどうしたらいいのか分からなくなりパニックに陥ると思う。そのときに人はどう行動できるか。それが行動力のあるなしという話になるのだろう。

しまった!と思った瞬間に人は皆逃げたくなるものだと思う。今回の容疑者のように、ぼくは隠れてしまうかもしれない。弱い人間といわれてもそれはやむなし。自分でも分かっている。逃げることはいけないことだということも分かっている。

起こってしまって結果が見えるようになったときに、人は好きなことをいう。マスコミもそうだ。というかマスコミはそういう役割の存在なのかもしれない。やってしまったこと、できたものに対して、饒舌に批判する人ほどぼくは信頼を置けない。批判することは簡単だからだ。

弱い人間であるからこそ、やってしまったこと、できたものを、次にはどうしていくか。そういう建設的な話をできる人でありたいと思う。

ぼくが今回のこの事件で願っていたことは、容疑者が自ら命を絶ってしまわないこと。
ぼくは正直なところ、引いたあとにどこかへ連れて行き遺棄したことはともかく、事故そのものは避けることができたかどうかわからない。ある意味では容疑者は被害者でもあるかもしれない。
容疑者の方は、すでにいけないことをしたということはしっかりとわかっているだろうから、今回の事故はやってしまったことを現実としてしっかりと受け止め、これから自分はどうするべきかじっくり考えてほしいと思います。

明日はわが身…誰にでも降りかかってくる可能性のある事件だからこそしっかり考えたい。



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